昨日のTBS「ラジオ寄席」は八代目桂文楽師の特集でした
2016-03-07


 昨日のTBS「ラジオ寄席」は八代目桂文楽師の特集でした。
 1席目は「愛宕山」。1960年の高座とアナウンスされました。私がこれまで持っていなかった新音源です。出囃子のあといきなり「山遊びというものが…」と本編に関わる部分から入りましたが、やはり先代文楽師の場合「いっぱいのお運びで」「相変わらずお馴染みの」「毎回のお運びで」などいつものお決まりの挨拶で始まらないと少々不自然な感じがします。この部分カットがあったのでしょうか。タイムは18分56秒で、他のテイクと比べてもやはり短いような気がします。
 2席目は「寝床」。1959年9月16日に放送された音源で、落語はろー・データ編のテイク7。小学館からCDブックのセットとして発売されています。タイムは25分22秒。CDのタイムは25分33秒ですから、カットは無いか、あったとしてもほんの少しだったのではないでしょうか。
 3月13日、20日の放送は公開録音のオンエアで、今シーズンの懐かしの名人の放送は3月27日の残り1回だと思われます。志ん朝師の音源がかかると嬉しいのですが、どうなりますか期待して待ちましょう。

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